【爆報】松丸亮吾の実録ミステリー「被害総額2700億円!大手銀行を手玉に取った料亭女将は誰か」が放送されます。
ミナミの女帝とよばれた料亭女将尾上縫とはどんな女性なのか?が話題になっています。
今回は尾上縫(おのえぬい)ミナミの女帝とよばれた美人料亭女将!大手銀行を手玉に取った手口とは?を画像を交えてご紹介いたします。
目次
尾上縫プロフィール
名前 | 尾上 縫(おのうえ ぬい) |
生年月日 | 1930年2月22日(死没 2014年頃) |
出身 | 奈良県橿原市 |
職業 | 実業家、霊媒師、詐欺師 |
農家の次女として生まれる。
1950年20歳で結婚し、長女を出産、25歳で離婚。
【尾上縫】優れている能力や男を誘惑する手口とは?
大阪ミナミのすき焼き屋の仲居として働くが、この頃から美人と言われ人気があった。
尾上縫は「金持ちを見抜く目」「肉体を武器に男を虜にする能力」が優れていると同僚は語っていたそうです。
そして男を誘惑する手口とはなんと手相占い「あなたの将来を占って上げましょうか?」と近づくのだとか。
美人な上に肉体を武器に男を虜にする能力…ターゲットの男性は疑うことなく誘惑の手口に乗るかもしれませんね。
【尾上縫】美人料亭女将となり借金をゼロに?
尾上縫の手相占いで偶然にも莫大な大金を手に入れたパトロンの川中良吉(仮名)に尾上縫は店の資金を借ります。
そして大阪府大阪市千日前の料亭「恵川」の経営者となりました。
1983年に7階建ての恵川ビルを建てそこに「恵川」移転し、跡地を大衆料理屋「大黒や」として経営し、商売も順調。
1987年4月のある日に「絶対値上がりするから」と証券会社の営業マンがNTTの上場に伴う株を尾上縫に薦めます。
そこで尾上縫は考えます。
川中の借金をチャラにできる!
パトロンからさらに10億円借りてNTT株を購入。
1987年2月9日NTT株が初上場すると買が殺到、あっという間に値がつき28億円もの売却益を得ました。
【尾上縫】「ミナミの女帝」バブル絶頂期!大手銀行を手玉にとった手口とは?
巨万の富を得た尾上縫は、マスコミにもミナミの美人料亭女将、天才相場師、女霊媒師などと紹介され「ミナミの女帝」と呼ばれていたそうです。
ここで一気に注目の的に!
「恵川」は次第に証券マンや銀行マンらが群がるようになり、1987年4月頃から株取引を始めます。
自らも料亭と土地を担保に銀行から多額の融資を受けて株式の売買を行うように。
1988年、金融機関から借りている額2270億、定期預金は400億近くと記録されているそうです。
バブル絶頂期・・・銀行はいくらでもお金を貸してくれた時代とはいえ2270億という額はとても想像できませんね。
【尾上縫】週末ごとに行われていた儀式「蜜業」とは?
恵川ビルの一角には祠の祭壇・不動明王像の祭壇あり、入り口には大きな蝦蟇ガマが控えてるその場所で、週末ごとに「蜜業」という儀式が行われていました。
尾上縫が「神が乗り移った!神が乗り移った!」と叫ぶと証券会社や銀行の幹部たちは床にひれ伏して尾上縫の神のお告げを待つそうです。
神のお告げで株の値動きを予想していたと言われています。
その場を想像すると、なんとも言えない不思議な光景だったのではないでしょうか?
その後、バブル崩壊とともに運用が悪化し詐欺行為に及びます。
かねて親交のあった東洋信用金庫支店長らに架空の預金証書を作成させ、それを別の金融機関に持ち込み、担保として差し入れていた株券や金融債と入れ替え、それらを取り戻すなどの手口で犯行を重ねた
引用元:ja.wikipedia.org
【尾上縫】みんなからチヤホヤされたかった
1991年8月13日に詐欺罪で逮捕。
警察の「なんでこんな馬鹿な事をしたんだ?」との問いに、尾上縫容疑者はこう答えます。
「みんなからチヤホヤされ続けたかった」
ノンバンク含む12の金融機関から借入金総額は延2兆7736億円、支払額は延2兆3060億円に達していたとか。
【尾上縫】保釈金は7億円!出どころは?
2003年4月21日懲役12年(実刑)が確定しました。
逮捕後、留置所で破産手続きをした負債総額はなんと4300億円。これは個人として史上最高額だそう
無一文のはずの尾上縫は、数日後に7億円の保釈金を払って出所・・・このお金を用意したのは誰だったのかとても気になります。
しかし、情報はなく今でも明らかになっていないそうです。
SNSの声
この豪快な女傑、尾上 縫さんが松下幸之助さんの「愛人」だった方である。
引用元:blog.livedoor.jp
※ 調査しましたが確実な情報はなく、あくまでも噂となっています。
バブル読了。バブル回顧本はこれで3冊目なんで、概ねザックリ理解できたかと。尾上縫の「上がるぞよ」には笑かされるけど、銀行マンがバブルに翻弄され過ぎてて泣けてくるなあと。 pic.twitter.com/SSImQuZw4m
— 税理士関川 (@ohsakafuming) January 1, 2017
職場にいる派遣のお姉さんが信用金庫に勤務していた頃,尾上縫が振り出した手形を扱った事があると言っていた。事件発覚後ですが,「これか!」とマジマジと見たとのこと。#フォロワーが体験した事が無さそうな体験
— adiabatic (@adiabaticQC) May 19, 2017
まとめ
今回は尾上縫(おのえぬい)ミナミの女帝とよばれた美人料亭女将!大手銀行を手玉に取った手口とは?をご紹介しました。
バブル時代だったとはいえ金融機関から借入金総額は延2兆7736億円!巨額詐欺でした。
尾上縫の優れていたと言われる「金持ちを見抜く目」「肉体を武器に男を虜にする能力」が武器になったということでしょうか?